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田中ロミオ 手塚とりぽか 村上智右


――進捗状況についてはいかがでしょうか?(※座談会が開かれたのは2月中旬です)



「それについてはご安心ください。素材はそろいましたから、あとはこれを組み上げるだけです。今回は戯画さんのシステムを使用させてもらっていますから、その点でもご安心いただけるのではないかと」
「ユーザーさんからも高い評価を得ているシステムのようですしね」


――オススメのキャラは……すでにWebでも出ちゃってますね(笑)。


「僕はキャラクター的には桂がお気に入りなんですが(笑)。黒髪ロングキャラはいいものです(笑)。全体的に面白いと思いますよ。本当は作り手側として誰が好きとか言っちゃいけないかなと思うんですけどね」

「ユーザーさんにわかりやすく魅力を伝えるという意味ではありだと思いますけど」


――各キャラのどこがいいのか紹介すれば偏りはなくなるかもしれませんね。



「僕からはどれも面白いよと言いますけど(笑)」

「それはそうですね(笑)」

「愛理と千夏に関しては、リアルな感じのキャラになってますから」
「まさしく等身大という感じですね」
「千夏と愛理に関しては、友達っていうのが最初にありきなので。それを踏まえた上での距離感を大事にしました。さらに、千夏と愛理はそれぞれ主人公と微妙に距離感が違うんですよ。性格とかも似ているんだけど違うところはちゃんとある。そういったところを読み取っていただけると嬉しいですね」
「そこがこの2人に関しては一番面白いところなんじゃないかな? エンディングあたりで語られるそれぞれが抱えている悩みだったり、吐露する心情だったりっていうのは、本当にリアルな女の子が持っているものが表現されているんじゃないかと。まぁ、そうやって女の子を型に当てはめるのは失礼かもしれませんけど。でも、男と女って全然違う思考で生きている生き物っていうか、そういうところがしっかり描かれているから楽しんで欲しいと。ある意味、京もそうやって捉えることができるかな?」
「リアリティのある女の子との関係が、物語的にも楽しめるってことですね」
「普通の女の子としてみてあげて欲しいですね」
「京はクラスのマドンナ的存在というか、主人公とはちょっと距離のある憧れの女の子なんです。でも話をしてみたら、意外な面もあることを知って、高嶺の花でもないんだな、と」
「主人公は京と隣の席だったりして、おいしいポジショニングなんですよね」
「一番女の子女の子しているんだけど……まぁ、それなりにギャップもあるわけで。詳しくは話せませんが(笑)」
「発売前にネタばれはいかんです(笑)」
「いや、僕は既に随分とネタばれしちゃってる気が…(笑)」
「桂については……あのキャラだけ異世界から来たって感じで(笑)」
「あれは意外性のあるキャラになりましたよね」
「ある意味、もっともゲームっぽいと言えるかもしれませんけど(笑)」
「地に足はついてないけど、それが面白い方向に生きているんじゃないでしょうか」
「実際に付き合うとなるといろいろと大変そうですが(笑)。えーと、一番大きな秘密を抱えている人なのでこれ以上は言えません(笑)」
「桂はルートに入ると女の子らしいところをたくさん見せてくれますよ」


――個人的には、ベッドの上での女王様っぷりがすごいな、と(笑)。


「いや、だからそこら辺既にネタばれですってば(笑)。でも言わせて頂くと僕はこのギャップがいいなーと」

「美少女ゲームキャラクターらしいキャラ造詣じゃないですかね」


――他の三人はリアリティがあるのに、桂は如何にもゲームキャラをしているので目立ちますよね。


「だからこそ、そこは少し不思議(SF)っていう認識でひとつ(笑)」



一同:(笑)


「なんだかひどい言われようですけど(笑)、そんなにとっつきにくいキャラではないのでご安心を」

「企画書の段階ではもうちょっとキツイ雰囲気でしたが、良い感じに丸い部分が出ているんじゃないでしょうか」

「桂本人としてはそうあろうと努力をしているんですけどね。まあまあ、これ以上は言えませんが(笑)」
「今回は大人がほとんど出てこないゲームになっているんです」


――お姉ちゃんと源八爺さん、あとは京のお母さんぐらいしかいないですね。


「お姉ちゃんと源八爺さんは、それぞれ別の方向ですけど主人公たちとは距離があるんですよ。大人は主役じゃないですから」

「説教がましいゲームにしたくなかったんです。お姉ちゃんも説教は好きじゃないって言ってますしね」


――そろそろ時間になりました。最後に一言をお願いします。


「面白いと感じる完成は人それぞれですけど、どこか好きだと思える部分を少しでも多く探して欲しいなぁと。どこにでもあるようなどこにもない話ですので、「なんだ普通じゃん」と思ったり、逆に「不思議な話」と思ったり、そういう自身の感性を逆に楽しんで頂きたいですね」
「人それぞれ楽しみ方はあると思いますが、それがこの作品の中にあるといいんですけど。ぜひ楽しんでください」
「SFは回避してくださいっていうお達しが出ていましたので、それを超えないように気をつけながら作業してました。その難しいさじ加減をうまく成立させた手塚さんに乾杯です。ふっくらソフトに仕上がった『彗星に願いを…』をお楽しみください」


――本日はありがとうございました。


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