■ 救世主 ■
『破滅の軍団』、その本質は謎である。
しかし世界を滅ぼすその軍勢に唯一対抗しうるのが、
アヴァター自身が選び、他の世界からアヴァターに導いたといわれる.
『救世主』である。
何万年もの昔から何度となくこのアヴァターを破滅の軍団から
救ってきたとされる『救世主』であるが、その存在自体が希である。
記録に残る中で最も新しい『救世主』でさえ今から千年も前の存在であり、
現代のアヴァターに住む人間で実際に『救世主』を見たものは誰もいない。
人々の中には『救世主』の実在を疑う者までいる。
しかし、アヴァターに生きる人々はその実在を疑いつつも、
誰もがみな願っているのだ。
彼女が現れ、世界を破滅から救ってくれることを。
そう、彼女だ。
救世主にまつわる詳しいことはほとんど何も分かっていないが、
1つだけ連綿と人々の口づてに伝えられて来た事実がある。
過去、何万、何千年間において現れた救世主は…全て女性であったのだ。